令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(8)

座長:田辺 重男(安藤・間)

[VI-468] テーパ型ナットをPC鋼棒先端に取付けたアンカー工法による落橋防止工のコスト低減に向けた検討

〇渡邉 悠悟1、藤井 保也1、今井 清史1、小林 薫2、伊藤 隼人3、新村 哲太朗1 (1.サンコーテクノ株式会社、2.JR東日本コンサルタンツ株式会社、3.日本コンサルタンツ株式会社)

キーワード:接着系あと施工アンカー、PC鋼棒、テーパー型ナット、費用

橋梁の落橋防止装置を取り付ける場合の接着系あと施工アンカーは,異形鉄筋にネジ加工されたものを使用し,エポキシ樹脂を充填する方法が一般的である(以下【従来工法】)。高耐力のアンカー筋を使用する際は,径を太くする必要があり,削孔径や削孔長が大きくなる。そのため施工コストも大きくなる傾向がある。提案されている高耐力のPC鋼棒にテーパー型ナットを取り付けたあと施工アンカー(以下【提案工法】)は,従来工法に比べ,削孔の小径化,削孔長の短縮化が可能となる。そこで,コスト低減を目的に提案工法を落橋防止装置への適用を考えた。本報告は,従来工法と提案工法での費用検討を行った。

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