令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(5)

座長:渡邉 晋也(施工技術総合研究所)

[VI-567] 非破壊検査技術による道路照明柱・標識柱路面境界部の腐食診断について(腐食診断方法の提案)

〇松浦 康博1、陰山 公明1、大谷 透2、高村 隆広3 (1.(株)アミック、2.藤沢市、3.横須賀市)

キーワード:道路付属物、非破壊検査、腐食劣化、スクリーニング

照明柱や標識柱の路面境界部の腐食は,突然の倒壊を起こす原因となる.従って,支柱の腐食状態を調査する時には,路面を掘削し路面境界部を露出させる必要がある.ところが,掘削作業は多くの労力と時間を必要とする.また,掘削するかどうかの判断基準が曖昧なために腐食箇所を見逃す可能性がある.そこで,非破壊検査技術で掘削箇所の選別を行うことで,掘削腐食診断の効率化・確実化を図ることができる.本報告では,非破壊検査技術であるCOLOPATスキャン手法を用いた腐食診断方法を提案するとともに,この方法を用いることで調査費用を低減できることを示した.

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