令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

各種基礎

座長:長澤 正明(清水建設(株))

[VI-192] ストランド場所打ち杭工法における拡径を有する伸縮式鉄筋かごの開発

〇山野辺 慎一1、黒岩 育子1、岩本 拓也1、滝沢 聡2、鈴木 健一2、金田 淳2 (1.鹿島建設株式会社、2.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:ストランド場所打ち杭工法、接合部、伸縮式鉄筋かご、杭頭部拡径

低空頭・狭隘地における場所打ち杭の施工性を改善する工法として,鉄筋かごの軸方向鋼材にストランドを使用した伸縮式鉄筋かごによるストランド場所打ち杭工法が開発されている.ストランド場所打ち杭と鋼管柱の接合部を合理化した構造として,ストランドのマンション定着を鋼管柱のベースプレートに直結する構造があるが,一般的な場所打ち杭と鋼管柱との接合部では,接合部の耐力や剛性を確保するために,鉄筋かごの杭頭部を拡径とする場合がある.本検討では,ストランド場所打ち杭工法における杭頭部の拡径を実現するために,拡径を有する伸縮式鉄筋かごの実大模型を製作し,その伸縮性について確認した.

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