[VI-454] Study of rapid analysis of lead paint.
Keywords: Rapid analysis, lead, X-ray fluorescence analysis, operation and maintenance
社会インフラ構造物や建築物には、過去に鉛含有塗料が塗布されたため、維持管理工事の際、各種暴露対策が必須となる事例が散見される。このため、塗料剥離工事前に原位置で適用可能な鉛含有量を判断基準とする簡易分析の検討を試みた。測定対象は1970年頃に築造された住宅や事務所棟の修繕対象となる塗料とし、米国労働安全衛生総合研究所が定める方法による鉛含有量分析結果とオリンパス㈱社製のハンドヘルド蛍光X線分析装置による原位置分析結果の比較により、簡易分析の適用性を評価した。その結果、本簡易分析法は、塗料の鉛含有の有無の判断のためのスクリーニング分析法として十分使用できる結果となったので報告する。
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