令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(9)

座長:新井 崇裕(鹿島建設)

[VI-474] 瀬戸大橋橋梁灯LED化

〇入江 桃子1、明野 晃治1 (1.本州四国連絡高速道路)

キーワード:橋梁灯、LED化、光度変更、見え方調査

瀬戸大橋の橋梁下を航行する船舶に対して航路または可航水域を示す橋梁灯をLED化した.架橋建設時は,航行安全対策協議会において,船上から見え方確認による主観的な評価により,光源の光度(明るさ)決定していた.主観的評価のため中央灯,左側端灯及び右側端灯3色(白・緑・赤)の光度は異なっていた.
今回の設備更新では,海上保安庁及び海事関係者と十分に協議を行い,橋梁灯の適正視認距離を設定及び必要な光度を海保の現行基準に基づき決定した.本稿では,関係者の見え方調査結果を踏まえた上で,橋梁灯の光度・光達距離の低減及び橋梁灯3色の光度の統一を実現した取組と更新による効果について報告する.

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