[VI-478] 既設コンクリート造防火水槽の現状調査
キーワード:防火水槽、コンクリート造、調査
防火水槽は災害などで水道施設に被害があった場合でも貯留水が活用できるため、震災時などには特に重要な消防水利である。現場打ち鉄筋コンクリート造が最も多く、戦時中に設置されて現在でも使用されているものも多いとみられ、老朽化や大規模地震発生への懸念などもあり、対策や整備が進められている。今回は2府8県に設置されているコンクリート造防火水槽(79基)について現状調査を行なった結果、①容量は40m3程度で地下埋設の現場打ち鉄筋コンクリート造のものが大半であった、②ほとんどのものは貯水機能を維持していた、③今後、発生の予想される大規模地震には何らかの対策が望まれる、といったことがわかった。
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