令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(3)

座長:髙須 豊(東海旅客鉄道)

[VI-531] レール波状摩耗発生区間の組合せ保守による軌道変位進み抑制効果の検証

〇原田 泰彦1、鶴田 雄一郎1、田中 博文2、須藤 雅人2 (1.JR東日本、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:波状摩耗、レール削正、走行音モニタリング、軸箱加速度、軌道変位進み、CBM

レール波状摩耗は、列車通過時の振動によって軌道変位進みを助長し、軌道材料の劣化の原因となるため、適切に保守管理することが求められる。これまでの研究で、レール波状摩耗発生区間と非発生区間において、MTTによる軌道整備を実施した結果、波状摩耗の有無が軌道変位進みに大きく影響を及ぼすことがわかっている。本研究では、レール波状摩耗発生区間において、レール削正とMTTによる軌道整備の組合せ保守により、軌道変位進みの抑制効果を検証し、最適な保守サイクルを確立することを目的とした。また、軌道変位進みの抑制効果の検証は、営業線に搭載されている「軌道変位モニタリング装置」による高頻度データを採用した。

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