令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(3)

座長:髙須 豊(東海旅客鉄道)

[VI-533] 左右レールを同時測定可能なレール凹凸連続測定装置の開発

〇梶原 和博1、田中 博文1、清水 惇1、川﨑 恭平1 (1.公益財団法人鉄道総合技術研究所)

キーワード:波状摩耗、レール凹凸、測定装置、左右レール、直線、位相関係

レール波状摩耗は,車両の走行に伴いレール頭頂面に生じる規則的な凹凸であり,車両走行時の騒音・振動を助長するため適切な管理が求められる.そこで,本研究では,左右レールを同時測定可能なレール凹凸連続測定装置を開発した.これにより,従来型装置と比較してレール凹凸測定が効率化されるとともに,多様な軌道構造において左右レールに発生した波状摩耗の位相関係を把握することが可能となり,波状摩耗の発生・進展機構の解明に活用できると考えられる.本稿では,開発装置の概要と営業線における測定事例を紹介する.

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