令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(3)

座長:髙須 豊(東海旅客鉄道)

[VI-535] ランダムな凹凸を有する車輪・レール連成系の振動応答確率解析

〇山田 壮太1、阿部 和久2、紅露 一寛2 (1.新潟大学大学院自然科学研究科、2.新潟大学工学部社会基盤工学プログラム)

キーワード:軌道構造、ランダムな凹凸、Floquet変換

列車走行時による鉄道軌道の動的応答特性の把握は非常に重要である.走行車輪の時刻歴応答は,車輪・レール間凹凸に依存するため,本来軌道の変位応答の期待値は,複数の凹凸に対する解より求めることとなる.本研究では車輪・レール間凹凸が所定の距離相関を有する場合を対象に,レール振動加速度の期待値を導出する方法について検討した.400Hz以下の低周波域においても,特にパラメータ加振の影響の適切な評価には,Timoshenkoばりモデルの採用が不可欠であることが分かった.Timoshenkoばりの離散支持モデルでは,パラメータ加振によるピークが2つ現れるが,ドップラー効果によることが分かった.

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