令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(6)

座長:山口 哲司(熊谷組)

[VI-610] ハーフプレキャスト工法による鉄道高架橋橋脚施工時の埋設型枠の計測及び解析

山根 秀則1、和田 一範2、〇東上床 かよ子3、光森 章3 (1.鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2.鉄道総合技術研究所、3.大林組)

キーワード:ハーフプレキャスト工法、プレキャスト埋設型枠、ひずみ計測、温度応力解析

北陸新幹線,福井開発高架橋工事では,19基の橋脚がハーフプレキャスト工法を用いて建設される.この工法の適用により現場での作業が省力化され,工期短縮の効果が期待される.
 一方,薄肉モルタルプレキャスト製品である埋設型枠の内部に現場にてフレッシュコンクリートを打設するため,打設時のコンクリート側圧及び内部コンクリートの硬化発熱に伴う膨張圧により,埋設型枠には温度応力ひび割れが発生し,構造物の長期耐久性に影響する可能性がある.
 本稿では,福井開発高架橋工事におけるハーフプレキャスト橋脚実施工時に埋設型枠や内部支保工の計測を実施し,解析結果との比較,ひび割れ抵抗性についての考察を行った.

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