令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(7)

座長:嶋本 敬介(鉄道総合技術研究所)

[VI-639] 高速道路トンネルにおける内装工のあり方に関する検討

〇村田 雄輝1、中野 清人1、海瀬 忍1 (1.高速道路総合技術研究所)

キーワード:トンネル内装工、視線誘導ライン、アイマークテスト

視環境の向上により,内装工の役割としては視線誘導効果の重要度が高くなっていることから,視線誘導効果に着目した検討を実施した.過年度の検討では,白色照明下における高速道路トンネルの内装工について,ドライビングシミュレータによる被験者試験を実施した結果,「内装工1.5m+ライン2.5m」が代替案として有力であることが確認された.このようなことから,本稿では,現地トンネルで現行案(内装工H=2.5m)と代替案を設置して,走行者の感覚・視点挙動及び交通流を比較して評価した。検討の結果、代替案は,現行案と比較した場合,走行快適性の向上など内装工が持つべき機能性において同等以上であるとが確認された。

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