令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(1)

座長:北原 剛(大成建設)

[VI-236] 立野ダム建設(一期)工事におけるCIMの活用

〇川口 航1、佐藤 靖彦1、川口 幸治1 (1.西松建設(株))

キーワード:CIM、3次元モデル、施工シミュレーション、見える化、ダム工事

立野ダム建設事業では、CIM活用の試行・検証が行われている。立野ダム建設(一期)工事においても、施工段階でのCIM活用を進め、現在施工中の堤体基礎掘削におけるCIMの活用について報告を行う。本工事では設計照査の場面で、不整合箇所を特定・確認して設計変更協議を行う際にCIMモデルを活用した。また、掘削計画・検討の場面において、CIMモデルを用い、詳細かつ確実性の高い掘削計画の検討を目指した。当活用により、CIMモデルの可視化によって事前に問題点を抽出・共有し、解決策を見出すことができ、設計照査と施工計画のツールとして、合意形成に有効であった。また関係者の理解を促進する効果を得ることができた。

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