[VI-839] 調整不要な支柱横ぶれ防止機構の開発~チェック弁を外付けした汎用油圧ジャッキの性能確認試験~
キーワード:アンダーピニング、仮受け、鉄道高架橋、変位抑制
アンダーピニング工事(アンピン工事)では供用中の既設施設の使用性と耐震性を確保するために仮受け杭(仮受け柱)に大きな剛性が必要となることがあり,仮受け柱と土留め壁の間に“横ぶれ防止材”を設置することで仮受け柱の仕様低減を図ることがある.“横ぶれ防止材”は施工中の土留め壁からの反力を逃がしつつ地震時に抵抗させるという相反する機能が要求されるため,施工中の過負荷を防止する調整作業を伴うことが課題であった.筆者らは,汎用の山留用油圧ジャッキにチェック弁ユニットを外付けする機構を開発し,調整作業の簡素化を図った.本報では,開発した横ぶれ防止機構の概要と性能確認試験結果を報告する.
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