GIS/GPS

[VI-1068] 高性能GNSSを搭載したUAVによる出来形計測への適用について

〇田原 康平¹、森石 一志¹、西川 啓一²、富山 和也³ (1.大林道路、2.iシステムリサーチ、3.北見工業大学)

キーワード：三次元点群データ、ICT舗装工、出来形管理、UAV、高性能GNSS

本研究は、高精度で位置情報を取得することができるGNSSを搭載したUAVを用い、ICT舗装工や構造物における出来形計測の効率化を目的に検証を行った。アスファルト舗装部において複数の条件での写真測量および解析し、水準測量結果との比較検証をした。また、擁壁部において対象箇所から一定の離隔をとり、連続で撮影した写真を解析し、計測精度と出来形測量への適用性を確認した。当機器が高精度な衛星測位状態を保持することが可能であることから高精度な結果が得られ、擁壁部においては、従来計測方法による測定値と同等の精度（±3mm）であったことから、構造物の出来形管理への適用も期待できる。