令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(5)

座長:河添 真也(鹿島建設)

[VI-841] 地下鉄営業線近接での既設躯体側壁撤去について

〇近藤 達也1、松岡 宏樹1、桑本 寛之1、森谷 剛2、福田 隆二2、吉田 裕介2 (1.大成建設、2.東京地下鉄)

キーワード:地下鉄営業線近接、既設躯体撤去、フォークリフト、押出し防止

東京地下鉄 東西線 南砂町駅では,通勤ラッシュ時の混雑に伴う列車遅延解消のため,駅を拡幅して2面3線化する工事を行っている.本稿では,地下鉄営業線近接での既設躯体側壁撤去の施工について示す.当施工では,新設中床版を構築した後,その下部で既設躯体側壁撤去するものである.地下鉄営業線躯体の撤去であるため,列車運行の阻害防止が最大の課題であり,安全かつ迅速に施工を進め,安全な状態で初電を迎える必要があった.この課題に対して3つの対策を講じ,既設躯体側壁撤去は,列車運行に支障をきたすことなく安全かつ迅速に,施工を完了することが出来ている.

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