令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(5)

座長:吉川 秀平(西日本旅客鉄道)

[VI-893] 線路設備モニタリングデータを活用した道床状態診断手法の検証

〇柴田 雅浩1、須藤 洋平1、有友 梓1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:最適保守計画システム、道床診断

ベテラン社員の退職に伴う社員数の減少,急速な若返りを迎え,さらなる効率的な保守管理が求められている中で,繰り返し補修箇所の削減が課題の一つとなっている.繰り返し補修の一因に道床状態の不良が挙げられるが,道床交換は施工性やコスト面から施工数量は限られるため,施工箇所の選定が重要となる.しかし,これまで道床状態を定量的に示す指標がなく,施工箇所の選定に苦慮していた.そこで,今回高頻度に取得できるモニタリングデータを活用して道床状態を診断する手法について検証した.その結果,現場の道床状態との整合性が確認され,道床交換箇所を選定する上で道床状態の定量的な評価指標として有効であることが確認できた.

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