令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(5)

座長:吉川 秀平(西日本旅客鉄道)

[VI-894] カメラ画像を用いた道床形状判定方法の開発

〇石坂 佳祐1、鈴木 惇平1、武井 悠斗1、近藤 英記2、安藤 伶2 (1.東日本旅客鉄道、2.ニシヤマ)

キーワード:ロングレール検査、二眼視ステレオ法、道床横抵抗力比

張り出し事故防止において道床肩幅および余盛高さの測定は重要な検査項目である.しかし,現状の検査方法は,実際に道床形状を人が視認し安全度を判断している.過去に当社で開発した二眼視ステレオ方式による道床形状の測定はおおむね可能であることが示された.一方で,曲線における計測原点がまくらぎ端を乖離が生じるという問題点が生じた.これは,曲線内では画像上におけるレールの位置が大きく変動するのに対し,断面形状プロファイルの計測原点が固定点であることが原因であった.そこで,本研究ではレール認識機能を開発実装することにより,測定原点をレール端による固定位置としてより正確な道床形状測定の実現を目的とした.

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