令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(5)

座長:吉川 秀平(西日本旅客鉄道)

[VI-899] バラスト区間における新幹線徐行速度見直しに関する研究

〇堀籠 健1、吉田 秀1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:道床交換、徐行、軌道変位進み

当社の新幹線では,主に道床を緩める作業(徐行設定作業)を行った翌日は,社内規程に則り列車を終日徐行させているが,この社内規程の速度は開業から今日まで見直されていない.開業から38年が経過した東北新幹線では,老朽化した設備の更新を目的とする徐行設定作業が増加傾向にある.徐行設定作業は,大宮~仙台間で1日に上下線各1箇所しか設定できず,競合作業が多数発生している.そこで本研究では,今後も増え続けると考えられる徐行設定作業の効率化を目的として,現状の施工方法を工夫することにより徐行速度を向上し,1日に上下線各1箇所となっている徐行設定作業の制限を緩和できないか検討した.

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