令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(6)

座長:森 泰樹(西日本旅客鉄道)

[VI-860] 鉄道沿線における効率的な植生管理方法の検証

〇大野 拓摩1、芝 俊一2、塩田 和也1 (1.JR九州(株)、2.正和商事(株))

キーワード:植生管理、除草、鉄道、除草剤

鉄道沿線の雑草は、沿線住民からの要望もあり、定期的な除草作業を行っている。しかしながら、植生の繁茂が著しい夏季は、特に伐採の要望箇所も多く、対応に非常に苦慮している。そこで本研究では、管理低減を目的として、除草剤の一種であり、雑草の成長を長期間抑制することのできる抑草剤を用いて、新たな植生管理方法の検証を行った。結果、抑草剤を利用することで夏季でも雑草の成長を抑え、伐採不要な状態を維持できることが実証された。また、伐採作業が低減されるため、管理費用の低減や業務効率の改善にもつながると推測された。本研究によって、効率的な植生管理の1手法として抑草剤を用いることは効果的であることが示された。

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