[VI-905] 軌道構造に対応した耐塩害性防振まくらぎの開発
キーワード:防振まくらぎ、塩害、ばね定数
感潮河川下に近接しているトンネル部では,塩分を含んだ漏水が発生している箇所があり,まくらぎの爆裂が多く発生していたことから,2013年に弾性材一体型防振まくらぎを開発し,2018年に改良を経て,繰り返しまくらぎの構造改造に取り組んできた.本論文では,塩害対策を次のステップに進めるために,耐塩害性防振まくらぎセパレート型の開発にあたり,ばね定数試験と防水試験を行った.その結果,既設まくらぎの代替品としての性能と防水性能を確認した.この開発によりコンクリート道床中央排水講構造との組み合わせが可能となり,排水性能の向上が図れ,塩害はもとより電食にも効果を発揮すると考える.
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