令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(6)

座長:咲村 隆人(東海旅客鉄道)

[VI-907] ひずみセンサを用いたロングレール管理の検討

〇佐々木 智1、安藤 洋介1、椎名 貴彦1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:軌道座屈、レール軸力、ロングレール管理、ひずみセンサ

ロングレールは長い区間に亘ってマクラギに拘束されるため,伸縮レール近傍以外では外気温の影響を受けて大きなレール軸力が発生する.圧縮力による座屈や引張力によるレール折損を防止するため,レール軸力管理は軌道保守上,非常に重要である.
 現行検査は人間系によるため,労力面の問題や測定ミスの様なヒューマンエラーが課題として挙げられる。これらの課題解決のため,現在の管理手法の代替として,ひずみセンサによるレール軸力管理手法について検討を行った.
その結果、隣接する軸力センサが示す値は,日陰の影響がない限り相関関係が高く,1杭間程度(100m~200m)であれば,1つの軸力センサで代表させることが可能である.

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