令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設ロボット/自動化システム(1)

座長:加藤 康生(鹿島建設)

[VI-1128] トンネル坑内における5G電波伝搬距離の測定と建機の遠隔操作実験

〇青木 浩章1、後藤 洸一1、田島 裕輔2、君塚 靖大2、吉田 道信3、清水 亮3 (1.大成建設、2.ソフトバンク、3.カナモト)

キーワード:5G、トンネル、遠隔操作、搭乗型ロボット、無俯瞰映像、可搬型

総務省が主催した2019年度の第5世代移動通信システム(5G)実証実験において、トンネル工事現場に可搬型5G設備「おでかけ5G」によって5G環境を構築して様々なi-Construction化の実験を行った。その実験の一部として実施した電波到達距離測定実験では1,400mの電波到達距離を確認し、そのエリア内において建機搭乗型の遠隔操作ロボット「カナロボ」を使用して、油圧ショベルとクローラダンプを遠隔操作した。遠隔操作に必要な画像情報の他、今までは伝送困難であった大容量の点群データや、AIを用いた人体検知のデータを5G通信により円滑に通信しながらトンネル坑内において遠隔操作運転を実証した。

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