令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(10)

座長:大谷 達彦(西松建設株式会社)

[VI-673] 山岳トンネルの「切羽地質情報取得システム」の開発

〇鶴田 亮介1、谷口 翔1、多寳  徹1 (1.安藤・間 建設本部)

キーワード:トンネル,切羽,AI,穿孔データ,点群,地質評価

トンネル切羽地質評価の精度向上と定量化を目的として,地質情報のうち「①岩盤の強度,②風化度,③割れ目の状態・間隔」を高精度にセンシングする「切羽地質情報取得システム」を開発した.岩盤の強度は,ドリルジャンボの穿孔データ(穿孔速度,打撃圧,回転圧,フェード圧)を用いて,AIによる回帰分析を行い評価する.風化度は,マルチスペクトル画像から得たスペクトル反射率曲線と目視切羽観察による4つの風化度区分「①新鮮,②弱風化,③中風化,④強風化」を用いて,AIによる分析を行い評価する.割れ目の評価は,ステレオカメラで撮影した画像から切羽面の三次元形状を取得し,形状の変化点から割れ目を抽出して行う.

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