令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理(3)

座長:塚原 悌信(大成建設株式会社)

[VI-817] 芦渡地区床版工事における高耐久RC床版の施工 その2(仕上げ時期確認試験)

〇辻田 陽一郎1、村上 順菜1、木村 伸貴1、橋本 兼吾1、細田 暁2、森田 博継3、川村 英弘3 (1.西武建設(株)、2.横浜国立大学、3.国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所)

キーワード:高耐久床版、仕上げ時期確認試験、N式貫入試験、平坦仕上げ、最終仕上げ、養生開始

東北地方で展開されている高耐久RC床版の施工において、左官工の経験に頼っていたコンクリートの表面仕上げに関する各種タイミング(平坦仕上げ、最終仕上げ、養生開始)を定量把握できる仕上げ時期確認試験(コンクリートの硬化状態をみて、左官工が判断する各種タイミングに相当するときの経過時間とN式貫入試験を関連付け、仕上げ時期の目安時間を設定)を実施した。
その結果より適用にあたっての留意点をまとめた。
・経過時間について、どの時点よりカウントを開始するかが重要なポイントである。
・N式貫入試験は気象条件に左右されるため、外気温が高くなる場合は、安全側にシフトして仕上げ作業を早めに開始する等の措置が必要である。

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