令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境計画(1)

座長:幡本 将史(長岡技術科学大学)

[VII-08] 住居連担地域におけるトンネル掘削の環境対策

〇橋本 雅司1、松原 健1、古澤 剛1、浅井 秀明1 (1.前田建設工業)

キーワード:NATM、機械掘削、住居連担地域、環境対策、ベルトコンベア

五台山トンネル工事は,高知南国道路のうち名所である五台山を南北に貫く全長700mのNATM工法で掘削する工事である。 両坑口付近は民家が近接し住居連担地域となっている為、環境に配慮した施工が求められた。本稿では、騒音・振動・粉塵などの環境負荷を極力低減する為の対策とその結果について報告する。掘削中は坑口近傍民家、牧野植物園、竹林寺に騒音・振動自動測定器を設置して24時間連続監視を実施し、環境基準が守られていることを確認した。坑口にて粉塵量を確認したが、粉塵に関しても問題はなかった。掘削中は騒音・振動・粉塵に対する近隣からの苦情はなく、対策が有効に働いたことを確認できた。

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