[VII-103] 3D Printingを用いた連結共鳴構造を有する消音ブロックに関する基礎的検討
キーワード:3D Printing、ヘルムホルツ共鳴器、消音ブロック、連結構造、垂直入射吸音率
近年,道路面や軌道表面での吸音性能向上が求められており,多孔性材料などが利用されているが,低周波数域においてはさらなる工夫が必要である.そこで連結共鳴構造を持つセメント系材料の消音ブロックを開発するため,形状自由度の高い3D Printing技術を応用して吸音孔を有する試料を作製し,基礎的検討を行った.その結果,同一の試料を直列に連結した場合,連結数が多いほど共鳴周波数付近の吸音特性が広くなり,試料の孔数が多いほど広い周波数で吸音効果が高いことが確認された.今後は3DPrintingによる部材レベルでの消音ブロックの吸音特性について検討を進める.
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