令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

振動・大気環境

座長:東海林 孝幸(豊橋技術科学大学)

[VII-111] 環境中に放流される有機性排水を起源とするGHGs排出量算定方法の開発

〇毛塚 拳巧1、山崎 宏史1 (1.東洋大学)

キーワード:河川、温室効果ガス、亜酸化窒素、メタン

現在,我が国において,生活排水の未処理もしくは処理後に河川等に放流された排水に由来する水環境中でのGHGs排出係数は,IPCCガイドラインのデフォルト値を採用しているが,日本国の排出係数として使用するのは不適切である.そこで,実際の下水処理水が放流される河川での実測調査を行い,環境中に放流される生活排水を起源とするGHGs排出量算定方法の開発を目的に検討を行った結果,河川からのGHGs排出係数算定には,DーGHGsの変化を重要な要素として考慮する必要があると考えられた.今後,GーGHGs調査データを併せて検討し,GHGs排出係数の開発に繋げる必要があると考えられた.

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