令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境計画(2)

座長:加藤 康生(鹿島建設)

[VII-11] 道路事業におけるキタサンショウウオの越冬場の創出について

〇小林 功1、照井 滋晴2、山田 浩行1、池田 幸資1、落合 雄介1、谷 翔子1、古川 昭仁3、野澤 昌司3 (1.パシフィックコンサルタンツ株式会社、2.特定非営利活動法人 環境把握推進ネットワークPEG、3.国土交通省北海道開発局)

キーワード:キタサンショウウオ、両生類、希少生物、保全対策、モニタリング、越冬場

道路建設事業においては、動植物の生息生育環境の消失、縮小、移動経路の分断をもたらす可能性があるため、建設に際しては、その影響の程度に応じて適切な環境保全措置を講じる必要がある。本稿では、国土交通省北海道開発局釧路開発建設部釧路道路事務所で取り組んでいる希少動物キタサンショウウオ(Salamandrella keyserlingii)の保全対策のうち、越冬場の創出の試みについて、その内容及び結果について報告するものである。実験結果より、本種は、有機質の被覆物を越冬場の環境として嗜好することが示唆された。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン