第24回応用力学シンポジウム

講演情報

一般セッション(第二部門:計算力学)

第二部門:計算力学(A)

2021年5月15日(土) 09:00 〜 10:45 B会場 (B会場)

座長:鳥生 大祐(京都大学)

09:00 〜 09:15

[S02A-01] 離散Helmholtz分解および曲面板の数値計算法,並びに薄板の座屈解法

*今村 純也1 (1. imi計算工学研究室)

キーワード:離散Helmholtz分解表示、幾何学的非線形、3D有限要素による曲面板解析

形状非線形式(物質微分)表示の固体を,離散Helmholtz分解に基づいて数値計算する技法確立を目的とする。離散Helmholtz分解とは,Helmholtzの定理に基づく分離解法を離散計算向きに修正した表示法。ボクセルでオイラー解法とする。その計算値で粒子を移動。粒子は固体:1,void:0 のtagを付帯して移動.粒子を頂点ノードとする六面体でC1連続な3重3次式のP=0-->1 の成長率曲線を表す。ソリッドはP>0なら仮想仕事量を計算。P=0.5の曲面が界面。界面で板厚を乗じて計算すれば曲面板計算になり、Dirichlet境界値を漸増すれば座屈計算。薄板の凹凸を初期値とすれば板座屈計算となる.