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[S03A-01] 不飽和土/水連成解析における降雨時排水パイプ有効範囲の検討
キーワード:排水パイプ、不飽和土/水連成解析、降雨浸透シミュレーション
地盤構造物は,降雨や周辺からの地下水流入によって,安定性が損なわれ崩壊に至る.盛土などの様な構造物建設の際には,流入水を早期に排出するための排水工が重要となるが,既設構造物の排水性能を高めるための排水工は限られている.排水パイプは,既設構造物にでも施工可能な排水工であり,自然斜面の補強にも用いられる.しかしながら,速やかな工事が求められていることもあり,排水性能などについて十分に検討することなく,経験的に設置間隔などが決められる場合が多い.本研究では,構造物の幾何学的条件や,構成材料に応じて,排水パイプの施工範囲を決定するために,不飽和土/水連成解析を用いる方法について検討している.ここでは,排水パイプを圧力水頭が正の時に排水境界となる「浸透境界」で表し,排水パイプ設置間隔の異なるモデル地盤において,降雨強度の異なる降雨シミュレーションを実施し,形成される浸潤線高さについて比較している.