企画セッション: リスクと不確実性の定量化

[2A13-21-09] 大規模土留めにおける情報化施工支援システム開発のための線形システム型代理モデルの構築

*児玉 真乃介¹、斉藤 大雅²、大竹 雄² (1. 株式会社日建設計シビル、2. 東北大学)

キーワード：動的モード分解、低次元モデル、逆解析、時系列解析、リアルタイム制御

本研究では，大規模土留め工のロバスト設計法およびリアルタイム制御システムの構築に向け，DMDアルゴリズムと弾性床上の梁理論を融合したハイブリッド型の代理計算モデルを開発した．代理計算モデルは線形の微分方程式であるため，最適化理論への応用が容易であり．ロバスト設計法やリアルタイム制御モデルの構築に対して有効な方法であると考えられる．簡易な地盤の不均質性シナリオを4種類準備し，数値的に代理計算モデルの有効性を検証した．