第25回応用力学シンポジウム

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Common session

Organized Session(計算力学×データサイエンス)

企画セッション: 計算力学×データサイエンス

Sat. May 28, 2022 1:00 PM - 2:30 PM Metting room B (Online)

座長:藤田 航平(東京大学)

1:15 PM - 1:30 PM

[2B13-18-02] Efficiency improvement of PINNs inverse analysis by extracting spatial features of data

*Shota Deguchi1, Yosuke Shibata1, Mitsuteru Asai1 (1. Kyushu University)

Keywords:Machine Learning, Deep Learning, Inverse Problem, Proper Orthogonal Decomposition, Physics-Informed Neural Network

PINNs(物理現象の支配方程式による拘束を加えたニューラルネットワーク)が提案され,その適用例が増加している.従来,PINNsを用いた逆解析では,時空間中からデータをランダムサンプリングすることが主流であったが,時空間に分布するデータには時間的特徴と空間的特徴が存在する.また,実問題への適用時には高密度なデータ観測が困難な事例が多く,さらに空間的に観測点が移動することは非現実的である.したがって,データの特徴を把握し,PINNsの逆解析精度は維持しつつデータ量は最小に留めなければならない.本研究では,POD(固有直交分解)を用いて流体運動の空間特徴量を抽出し,重要度が高い領域から重点的なサンプリングを行うことで,従来のランダムサンプリングより効率的なPINNs逆解析を提案する.