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[2E11-15-04] 画像センシングを用いたウェブギャップ板の疲労損傷メカニズムの同定に関する基礎的研究
キーワード:変位誘起疲労、橋梁変形、画像センシング
鋼橋における疲労損傷の多くは,部材交差部での複雑な橋梁部材の変形が要因である.そのため,活荷重を受けた際の橋梁部材の変形を把握することは,適切な補修補強を行うために重要である.これまで,接触式変位計やMEMS加速度センサなどを活用した方法が検討されている.しかし,橋梁部材の変形を把握するためには,多点における同時計測が必要であり,施工性に課題が残る.そこで,本研究では,多点の応答を同時に記録できるビデオカメラデータから,対象部材の変位応答を計測し,その変位応答に基づいた橋梁部材の変形把握を試みた.