第26回応用力学シンポジウム

講演情報

一般セッション

一般セッション(第二部門:計算力学)

第2部門⑥

2023年5月28日(日) 16:15 〜 17:45 B会場 (6号館 4階 6418室)

座長:吉川 仁(京都大学)

17:15 〜 17:30

[22026-31-05] ビルディング・キューブ法に基づく構造体と混相流の連成解析(シンポジウム講演概要)

*森下 将吏1、西口 浩司1、嶋田 宗将2、干場 大也1、加藤 準治1 (1. 名古屋大学、2. 神戸大学)

キーワード:ビルディング・キューブ法、オイラー型解法、連成解析

山間部の急流河川流域や河川堤防の決壊場所近傍で発生する高速な氾濫流は,その非定常流体力により,建築物外壁などの構造体の損壊・流失などの被害を生じ得る.しかし,3次元の気液二相流と弾性構造体の連成解析は,計算コストが非常に大きいため研究例は少ない.そこで本研究では,超並列計算に適した直交メッシュ法に基づくオイラー型解法に着目する.氾濫流と構造体との大規模な連成解析を目指して,ビルディング・キューブ法に基づく構造体と混相流の連成解析手法を提案する.