一般社団法人日本心エコー図学会第31回学術集会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム4(S4) 心エコー図専門医制度への期待 

2020年8月14日(金) 15:10 〜 16:10 第2会場

座長:坂田 泰史(大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学)、有田 武史(福岡和白病院 循環器科)

心エコー図専門医制度が今年より新たに発足する。国内を見渡してもすでに循環器領域には多くの専門医制度が存在し、また日本超音波医学会が認定する超音波専門医制度も存在する現況のなかでこのことはどのような意味をもつのであろうか。2018年から開始となった新専門医制度のもとでは、専門医の認定は学会ではなく第三者機関がおこなうこととなり、より社会との関係性を意識することが求められるようになった。しかしながら既存の超音波専門医では実像がつかみにくく、名称と実像が異なることも度々指摘されてきた。また連携をとっているASE, EACVI双方とも独自の専門医認定システムを構築している。このような状況を鑑み、心エコー図学会では2017年秋より心エコー図専門医制度のワーキンググループを立ち上げ幾度となく議論を重ね、2019年5月の暫定専門医の創設を得て、いよいよ今年より心エコー図専門医を認定開始することとなった。今後学会としてどのような人材を心エコー図専門医として育成認定し、どのように循環器診療に参画し、また社会へどのように貢献するのか、このシンポジウムを通して多くの意見を交換することができれば幸いである。

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