一般社団法人日本心エコー図学会第31回学術集会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム13(S13) 肥大心の心エコー図診断、治療効果判定 

2020年8月15日(土) 12:50 〜 14:20 第2会場

座長:北岡 裕章(高知大学 医学部 老年病 循環器内科)、山本 一博(鳥取大学医学部 循環器・内分泌代謝内科学)

肥大心の原因は、高血圧や大動脈弁狭窄症などによる圧負荷、サルコメア遺伝子変異に伴う肥大型心筋症、心ファブリー病や心アミロイドーシスなどの二次性心筋症まで多岐に渡る。当然、各々の原因により治療や予後は異なり、特に二次性心筋症に対する疾患特異的治療が急速に進歩してきた昨今、その正確な鑑別診断が重要であることは言を俟たない。肥大心の鑑別には、遺伝的背景や全身の特徴的な身体所見に元に、画像診断や特殊採血を行い、最終的には生検まで必要なことが多い。その中で、心エコー図は、特徴的なエコー所見からの診断の端緒として、さらには血行動態の理解や治療効果判定に重要な役割を果たす。本シンポジウムでは、肥大心の診療における心エコー図の果たす最新の役割について議論したい。

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