一般社団法人日本心エコー図学会第31回学術集会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム15(S15) 負荷心エコーの新たな展望 

2020年8月15日(土) 10:10 〜 11:40 第3会場

座長:平野 豊(近畿大学病院中央臨床検査部)、大手 信之(名古屋市立大学 循環器内科)

負荷心エコーは心筋虚血診断のみならず、弁膜症、心筋症、心不全、肺高血圧の病態や重症度評価に至るまで多くの臨床場面で施行されるようになってきた。トレッドミルやエルゴメーター等の動的運動負荷のみならずハンドグリップ負荷、ドブタミン等の薬物負荷などから、実施可能な負荷法を各施設が任意に選択している。それは取りも直さず必須検査の域には至っていないことを意味する。負荷の手順や結果の評価法についても未だガイドライン化されたものはない。日常臨床への負荷心エコーの定着には継続的なエビデンスの構築が重要で、今後負荷心エコーがdecision makingの必須検査として広く受け入れられる方向性を今こそ確立しなければならない。本シンポジウムでは、負荷心エコー検査の現状と課題、そして新たな展望について、症例のレベルから重症度・予後評価までを発表していただき、さらには将来に向けた提言をしていただきたい。その後、会場参加者とも時間をかけて十分に議論したいと考えている。

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