[1KS-11] 教育力向上セッション
教育士制度の普及拡大に向けて
日本工学教育協会 教育士委員会 制度部会長 桂 晃洋
2) ビデオメッセージ
・群馬工業高等専門学校物質工学科教授 平 靖之
・金沢工業大学工学部機械工学科講師 福江 高志
・金沢工業大学工学部環境土木工学科准教授 花岡 大伸
教育力向上セッション(9/9~18 オンデマンド配信)
教育力向上セッション
産業界では,工業製品の製造からサービスへのシフトというような産業構造の変化もあり,工学教育に対するニーズが大きく変化してきています.少子化による全入時代の中で,大学(特に学部)・高専は高等教育機関としての機能がより強く期待され,教育の「質保証」が強く求められるようになってきました.今回の新型ウィルス感染症では,多くの教育機関が遠隔授業を余儀なくされ,新たな教育スキルが必要なことも明らかになってきています.
日工教では2005年から,独自の資格制度として,「教育士(工学・技術)」資格認定制度を運用しています.また,この制度の普及・拡大に向け,日工教60周年記念の2012年以来,年次大会で「教育力向上セッション」を設けるようになりました.「質保証」の確保に向け,工学教育において各種知識,能力を十分に発揮するにはどのように取り組むべきか,今一度考えていただく機会を提供するのが狙いです.
今年は,例年のようなイベントは開催できませんので,例年の企画に変わるものとして,教育士制度の現況のご紹介に加えて,最近教育士資格を取得された方々にビデオメッセージの形で抱負を語っていただきます.社会の変化に柔軟に対応できるように,工学系教育に携わる方々には,教育士資格を取得しその自覚の元に,研鑽を積んでいただきたいと考えます.教育士(工学・技術)を取得しようとする方々,また既に取得している方々も含め,自らの教育力をさらに向上させる機会として,多数の方々に聴講していただければ幸いです.
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