61st Annual Meeting of JSGO

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Latest Announcement

アンケートご協力のお願い
学術講演会の企画・運営に関する会員の皆様のご意見をお聞きしたいと思います。
アンケート結果は講演会終了後に集計し、今後の学術講演会改善につなげたいと思います。率直なご意見・ご感想をお聞かせください。

アンケートは、本アプリのトップメニューから「その他 - アンケート」を開いて回答ください。

【アンケート締切:2019年7月6日(土)】

(2019/07/05 2:43 PM)

アンケートご協力のお願い

学術講演会の企画・運営に関する会員の皆様のご意見をお聞きしたいと思います。
アンケート結果は講演会終了後に集計し、今後の学術講演会改善につなげたいと思います。率直なご意見・ご感想をお聞かせください。

アンケートは、本アプリのトップメニューから「その他 - アンケート」を開いて回答ください。

【アンケート締切:2019年7月6日(土)】

(2019/07/04 4:51 PM)

7月6日(土)10:40-12:10ワークショップ3低侵襲広汎子宮全摘術の課題と展望
海外演者Pedro T. Ramirez先生が諸事情により来日キャンセルとなりました。
代わりにRamirez先生のご講演ビデオを上映いたします。

(2019/07/01 8:08 PM)

ご挨拶

 第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会を,2019年7月4日(木)~6日(土)の3日間,新潟市の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催させて頂くことになり,大変光栄に存じます.新潟大学がこの学術講演会を担当するのは,第46回学術講演会を先代教授の田中憲一先生が2009年に同じ朱鷺メッセで開催したのに続いて,2回目となります.
 さて今回の学術講演会のテーマは,「婦人科がん治療におけるprecision medicine -導入から実践へ-」といたしました.The Cancer Genome Atlas(TCGA)により,33種類のがんに対するゲノム解析・エピゲノム解析が終了し,がんゲノム解析は国際がんゲノムコンソーシアム(International Cancer Genome Consortium; ICGC)に引き継がれています.婦人科がんにおいても,癌化に関与するゲノム・エピゲノム異常,微小環境,細胞間のクロストーク,免疫監視機構の関与等の分子メカニズムの解明が進み,分子標的薬の開発競争が盛んになっております.本邦においてもようやくがん遺伝子パネル検査が保険収載される見込みですが、欧米のガイドラインで卵巣癌に対し検査することが推奨されているBRCA検査も卵巣癌のコンパニオン診断検査としては未だ保険収載されておらず,日本は婦人科がんの基礎的研究では一定の評価を得ているにもかかわらず,遺伝情報を適切な治療法の選択に利用する“precision medicine”の導入について欧米に遅れを取っていると言わざるを得ません.また,近年人工知能(Artificial Intelligence; AI)の画像診断・病理診断への臨床応用が試みられ,AI診断の正確性が報告されており,このようなアプローチも広義のprecision medicineと考えられております.
 そこで,今回の学術集会では国内外からそれぞれの領域の第一人者の先生方をお招きしました.まずprecision medicineの欧米における最新の情報について,Prof. Robert L. Coleman, Prof. Anil K. Sood, Prof. Nicoletta Colomboにご講演いただきます.また,precision medicineが一番進んでいる肺癌領域の状況を光冨徹哉先生に,Medical AIについては浜本隆二先生にお話しいただきます.
 世界各国で子宮頸癌の一次予防としてのHPVワクチン接種が進む中,本邦だけがワクチン接種が完全に中断している状況をどう打開していくかは,我々婦人科腫瘍医にとって喫緊の課題です.そこで,HPVワクチン接種の米国の状況をSGO会長のProf. Warner K. Huh,豪州の状況をProf. Suzanne Garland,マレーシアの状況をProf. Suresh Kumarasamyにご講演いただき,HPVワクチンの有効性・安全性についての国内のデータをもとに,今後我々はどうすべきかについて,国内の専門家を交えて議論をしたいと思います.
 またLACC trialの結果を踏まえて,本邦における子宮頸癌に対する低侵襲広汎子宮全摘術を今後どうするかについて,LACC trialのPIであるProf. Pedro T. Ramirezをお招きして議論する場を持つ予定です.
 その他,卵巣がん治療ガイドラインコンセンサスミーティング,日本産科婦人科学会腫瘍委員会・日本婦人科腫瘍学会ガイドライン委員会共同企画,日本婦人科がん検診学会共催セミナー,若手医師を対象とした解剖,画像診断,病理診断等のセミナー,さらには4つのワークショップと3つのミニワークショップを企画し,指導層の先生方にも若手の先生方にも幅広く興味を持っていただけるようなプログラム作りを心掛けました.
 なお,今回は第18回日本婦人科がん分子標的研究会を7月6日(土)午後から7日(日)にかけて開催しますが,第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会の参加者は,第18回日本婦人科がん分子標的研究会への参加が可能とさせていただきました.6日(土)の午後は婦人科がんに関するトランスレーショナルリサーチのホットなトピックスに関して,セッションを5つ予定しています.
 情報交換会では新潟の銘酒,美味しい食べ物を取り揃えまして,参加していただいた先生方を心からおもてなししたいと考えています.皆さまのご参加をお待ちしております.

第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会
会長 榎本 隆之
(新潟大学大学院医歯学総合研究科産婦人科学 教授)

(2019/06/19 3:37 PM)

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