[シンポジウム2] ナースコールの今後について
―病棟業務のデジタルトランフォーメーションにおけるスマートフォン活用の展望と課題―
自営用PHSの後継として期待が高まっているスマートフォンは,1台の端末で,音声/テキスト/画像を含むマルチなコミュニケーション機能と情報処理機能が統合されることから,病棟業務に変革をもたらすものと考えられる.
スマートフォン運用の仕組みは,従来の施設内Wi-FiとSIPサーバー配下で稼働させる方式に加え,新規の通信方式やクラウドサービス(以下新規通信方式)の登場で一気に多様化しつつある.その一方,病院の通信設備は文字通りライフラインであることから,一般企業が採用する場合とは異なる要求水準を満たす必要がある.
このような背景を踏まえ,ナースコールの連動対象としての観点から,スマートフォンの活用について,その展望と課題を一緒に考えさせて頂く.
スマートフォン運用の仕組みは,従来の施設内Wi-FiとSIPサーバー配下で稼働させる方式に加え,新規の通信方式やクラウドサービス(以下新規通信方式)の登場で一気に多様化しつつある.その一方,病院の通信設備は文字通りライフラインであることから,一般企業が採用する場合とは異なる要求水準を満たす必要がある.
このような背景を踏まえ,ナースコールの連動対象としての観点から,スマートフォンの活用について,その展望と課題を一緒に考えさせて頂く.