17:00 〜 17:20
[シンポジウム3] 医療機器安全管理責任者の現状と課題
-一般病院CEの立場から-
当院は、2013年2月にJCI認証を取得し、以後3年毎に2回更新した(2021年、3回目の更新は行わず、現在は認証されていない)。JCI認証の評価や受審過程が、当院の医療機器管理の組織体制やルールの構築に大きく影響を及ぼしている。
2013年4月より、それまで他職種が担っていた医療機器安全管理責任者を臨床工学技士(以下、CE)が努めることとなった。この権限の移譲は、JCI認証受審におけるCE部門の活躍が実現させたものと考える。逆に言うと当時は、このようなキッカケがなければCEへの権限移譲はなかなか困難であったとも考える。その後、多職種からなる医療機器安全管理委員会の体制を整備し、その委員会で院内ルール(医療機器管理計画)を作成し、ルールに準じた管理と年度目標を立て、医療機器管理における安全と質の向上を進めている。
このような背景も踏まえ、一般病院における医療機器安全管理責任者の現状と課題について報告する。
2013年4月より、それまで他職種が担っていた医療機器安全管理責任者を臨床工学技士(以下、CE)が努めることとなった。この権限の移譲は、JCI認証受審におけるCE部門の活躍が実現させたものと考える。逆に言うと当時は、このようなキッカケがなければCEへの権限移譲はなかなか困難であったとも考える。その後、多職種からなる医療機器安全管理委員会の体制を整備し、その委員会で院内ルール(医療機器管理計画)を作成し、ルールに準じた管理と年度目標を立て、医療機器管理における安全と質の向上を進めている。
このような背景も踏まえ、一般病院における医療機器安全管理責任者の現状と課題について報告する。