09:30 〜 09:40
[シンポジウム8] 医療機関におけるトレーサビリティ・IT化推進の課題と展望
手術において鋼製器具の安全使用,感染対策として洗浄・滅菌と使用に関してトレーサビリティ確保が推奨されている。手術および中材部門は、急性期病院において生産工場の一面を有する特殊な領域であり、品質と信頼性の確保を最優先とし次に費用対効果が求められる。そこで個体管理を行う総合滅菌管理システムを自主開発し、滅菌管理部と手術部の業務効率化と労働環境改善を実現した。実装においては、データ収集および集計を自動化し、通常業務の負担にならない方法を心がけた。
DX化を進めるには、データ収集にソフト・ハードウェア改修費用を必要としない機器を選定することが重要である。手術全体を通じて生産性を高めるためには、手術器具のトレーサビリティは元より、SPD品や薬剤管理のDX(IT)化が不可欠である。そのためには、GS1標準を元に統一された統合型生産システムとして材料費や工数の可視化と効率化を進めなければならない。
DX化を進めるには、データ収集にソフト・ハードウェア改修費用を必要としない機器を選定することが重要である。手術全体を通じて生産性を高めるためには、手術器具のトレーサビリティは元より、SPD品や薬剤管理のDX(IT)化が不可欠である。そのためには、GS1標準を元に統一された統合型生産システムとして材料費や工数の可視化と効率化を進めなければならない。