14:40 〜 14:48
[パネルディスカッション4] 受託企業からみた日常における高圧蒸気滅菌装置のモニタリングについて
【背景と目的】
中央材料室では昨今進歩も著しいRMDの処理をおこなっているが、形状、材質ともに多種多様である。それらRMDに対して、洗浄から滅菌までの工程を如何に適切におこなうかを模索しながらも日々奮闘している病院は多くある。
病院における滅菌方法では、時間、コスト、リスク、1回の処理量等を鑑みて高圧蒸気滅菌装置が従来より最も選択されている方法である。しかしながら、滅菌保証レベル(SAL)10-6を求める条件は変わらない中で病院毎に運用方法や滅菌条件の設定には差があることも周知の事実である。積載量も運転毎で異なり、全く同じ滅菌条件の設定は困難を極める。そして、確実に実施しなければならないことは、高圧蒸気滅菌装置が適切に稼働しているかのモニタリングである。年1回の法定点検やメーカ点検は当然のことながら、日々我々がおこなっているモニタリングのボウィー・ディックテスト(BD)についても適切に実施出来ているのか等の実例紹介も含めて受託企業ならではの目線にて言及したい。
中央材料室では昨今進歩も著しいRMDの処理をおこなっているが、形状、材質ともに多種多様である。それらRMDに対して、洗浄から滅菌までの工程を如何に適切におこなうかを模索しながらも日々奮闘している病院は多くある。
病院における滅菌方法では、時間、コスト、リスク、1回の処理量等を鑑みて高圧蒸気滅菌装置が従来より最も選択されている方法である。しかしながら、滅菌保証レベル(SAL)10-6を求める条件は変わらない中で病院毎に運用方法や滅菌条件の設定には差があることも周知の事実である。積載量も運転毎で異なり、全く同じ滅菌条件の設定は困難を極める。そして、確実に実施しなければならないことは、高圧蒸気滅菌装置が適切に稼働しているかのモニタリングである。年1回の法定点検やメーカ点検は当然のことながら、日々我々がおこなっているモニタリングのボウィー・ディックテスト(BD)についても適切に実施出来ているのか等の実例紹介も含めて受託企業ならではの目線にて言及したい。