11:10 〜 11:40
[CD-01] 生活期脳卒中対象者の行為の学習- 日常生活の【私】を知る -
「あらゆる機能回復は病的状態からの学習過程と見なすことができ,学習過程が認知過程の発達に基づいているのであれば,運動療法もまた認知過程の発達に基づいていなければならない.」
本学術集会のテーマでもあるメタラーニングとは学習の仕方を学習する意味があり,その定義はいまだに不確定である.従来のリハビリテーション場面では介入によって得られた改善効果を片麻痺対象者の日常生活に汎化させるには,対象者自身の能力に委ねるところが多々あった.その為,汎化できる対象者と汎化できない対象者が存在した.
ペルフェッティ先生のいう認知神経的な人間とは対象者の生きている世界で行為を遂行するにあたり,これまで生きてきた経験を参照しながら目の前の行為と比較し,差異と類似を発見する.その行為に最適な運動プログラムを企画し,予測を創り問題解決できる能力を有する人間を指している.
今回,生活期脳卒中片麻痺対象者の介入を通して,介入によって得られた改善効果を他の行為に汎化させることができた症例について報告する.
本学術集会のテーマでもあるメタラーニングとは学習の仕方を学習する意味があり,その定義はいまだに不確定である.従来のリハビリテーション場面では介入によって得られた改善効果を片麻痺対象者の日常生活に汎化させるには,対象者自身の能力に委ねるところが多々あった.その為,汎化できる対象者と汎化できない対象者が存在した.
ペルフェッティ先生のいう認知神経的な人間とは対象者の生きている世界で行為を遂行するにあたり,これまで生きてきた経験を参照しながら目の前の行為と比較し,差異と類似を発見する.その行為に最適な運動プログラムを企画し,予測を創り問題解決できる能力を有する人間を指している.
今回,生活期脳卒中片麻痺対象者の介入を通して,介入によって得られた改善効果を他の行為に汎化させることができた症例について報告する.