日本臨床神経生理学会学術大会 第50回記念大会

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一般演題ポスター

一般演題ポスター 運動調節・眼球運動

[P17-7] 室内の照度がラバー負荷時の立位姿勢調節に与える影響

池田拓郎1, 後藤和彦2, 岡真一郎1, 緒方勝也3, 杉剛直4, 後藤純信5 (1.国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 理学療法学科, 2.佐賀大学理工学部, 3.国際医療福祉大学 福岡薬学部 薬学科, 4.佐賀大学大学院 先進健康科学研究科, 5.国際医療福祉大学 医学部 生理学講座)

【目的】室内の照度がラバー負荷時の立位姿勢調節に与える影響を検討した。【方法】対象は健常成人20名。計測には重心動揺計を用い、立位時の足圧中心変位をサンプリング周波数20Hz、記録時間を各条件60秒間で記録した。課題条件として、開眼立位を明暗照度とフォームラバーの有無で行った。解析項目は、単位軌跡長、実効値面積、外周面積とした。本研究は所属機関の倫理審査委員会の承認を得て行った。【結果】フォームラバー上での暗照度条件では、明照度条件に比較して単位軌跡長、実効値面積および外周面積が有意に増加した。フォームラバーのない場合には、照度による変化を示さなかった。【結語】床面の硬度が暗照度下の立位姿勢調節に関与することが示唆された。