第97回日本産業衛生学会

セッション情報

産業歯科保健部会フォーラム

産業歯科保健部会フォーラム 産業歯科保健におけるアブセンティーズムとプレゼンティーズム

2024年5月25日(土) 16:00 〜 18:00 第5会場 (広島国際会議場 B2F コスモス1)

座長: 小山 茂幸(山口県歯科医師会), 内藤 真理子(広島大学大学院医系科学研究科口腔保健疫学)

 今回の大会テーマ「変革期における産業保健のアイデンティティ ―サイエンスに基づく組織と労働者の両立支援―」に示されるように、労働者のはたらく環境は大きな変革期を迎えている。アブセンティーズムやプレゼンティーズムが問題となる中、健康経営や産業保健活動はそれらの予防の基盤となる。| 本フォーラムでは、産業歯科保健分野のアブセンティーズムとプレゼンティーズムをテーマに据え、4名の専門家にさまざまな視点からご講演いただく。加藤元先生(日本アイ・ビー・エム健康保険組合)に職域の歯科口腔保健活動の必要性について、杉森裕樹先生(大東文化大学)に歯科保健活動によるヘルスリテラシー向上と健康行動変容についてご解説いただく。さらに、山本悠先生(ライオン株式会社)に歯科検診導入のプレゼンティーズムに与える効果について、財津崇先生(東京医科歯科大学)に口腔の健康状態と職場パフォーマンスとの関連について研究成果をご紹介いただく。| フォーラムを通じて、多くの方々と最新の情報や知見を共有し、職域における歯科保健活動の展開について多角的な議論を深めていきたいと考えている。|