[学校保健体育-SB-1] What is required for a rich sports life in the future
<演者略歴>
京都市立小学校教員、副教頭を経た後、京都市教育委員会で小学校体育科(運動領域)の主任指導主事。平成31年度より、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官、スポーツ庁政策課教科調査官。
京都市立小学校教員、副教頭を経た後、京都市教育委員会で小学校体育科(運動領域)の主任指導主事。平成31年度より、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官、スポーツ庁政策課教科調査官。
令和3年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査において、体力合計点は、令和元年度調査に続いて低下する結果となった。質問紙調査では、「コロナの影響を受けて運動やスポーツをする時間が減少した」と回答する児童生徒が約4割にのぼった。一方で、運動やスポーツをする時間が増加したと回答した児童生徒は約3割であり、その特徴としては、運動やスポーツの大切さを認識しており、体力が高い傾向が認められた。このことから、学校や家庭において日頃から児童生徒に、運動やスポーツをすることの大切さを伝えるとともに、運動の楽しさを実感し、工夫しながら運動をする習慣の定着に努めることの大切さがうかがわれた。
第3期スポーツ基本計画においても、体育・保健体育の授業等を通じて、運動好きな子供や日常から運動に親しむ子供を増加させ、生涯にわたって運動やスポーツを継続し、心身共に健康で幸福な生活を営むことができる資質や能力の育成を図ることが示されている。
本シンポジウムでは、学習指導要領の目標や内容等を踏まえ、児童生徒が飽くまで、運動やスポーツを楽しみ喜びを感じながら取り組むことができるようにする体育授業の在り方についてお伝えしたい。
第3期スポーツ基本計画においても、体育・保健体育の授業等を通じて、運動好きな子供や日常から運動に親しむ子供を増加させ、生涯にわたって運動やスポーツを継続し、心身共に健康で幸福な生活を営むことができる資質や能力の育成を図ることが示されている。
本シンポジウムでは、学習指導要領の目標や内容等を踏まえ、児童生徒が飽くまで、運動やスポーツを楽しみ喜びを感じながら取り組むことができるようにする体育授業の在り方についてお伝えしたい。