[SY6-1] 歯周組織再生治療を成功に導く臨床的要因を考察する
研修コード:2504
略歴
1991年 朝日大学歯学部卒業
1995年 タキノ歯科医院開設
2006年 医療法人 裕和会 タキノ歯科医院開設
朝日大学歯学部 非常勤講師(歯周病学講座)
日本臨床歯周病学会 認定医
日本口腔インプラント学会会員
日本歯科審美学会会員
AAP会員
JIADS副理事長
1991年 朝日大学歯学部卒業
1995年 タキノ歯科医院開設
2006年 医療法人 裕和会 タキノ歯科医院開設
朝日大学歯学部 非常勤講師(歯周病学講座)
日本臨床歯周病学会 認定医
日本口腔インプラント学会会員
日本歯科審美学会会員
AAP会員
JIADS副理事長

歯周組織再生療法において術中の切開・剥離やデブライトメントなどひとつひとつの基本的な手技を的確におこなうことが重要であることは言うまでもないが,とりわけ歯肉のマネージメントは組織再生の成否を大きく左右する要因となる。つまり,再生療法の成功には歯周外科におけるラーニングステージを着実に昇ることが重要となる。
歯周再生療法を成功に導く臨床的要因として以下の5つの項目が挙げられる
1 Patients Selection
2 Defects Anatomy & Location
3 Soft Tissue Condition
4 Bio-Materials
5 Surgical Technique & Skill
これらの要因を充分に診査・診断したうえで適応症や術式の選択をおこなうことが望ましい。
また歯周組織再生療法において良好な治療結果を得るためには多くの年月を要し,術前術後の口腔内のプラークコントロール,治療歯にかかる力のコントロールなど長い年月をかけて注視していかなければならないポイントが多く存在している。
今回様々な症例を通じ歯周組織再生治療をどのように成功に導けばよいのか考察したい。