日本デザイン学会 第69回研究発表大会

講演情報

テーマセッション

[1B] デザイン科学研究部会「多空間デザインモデル,デザイン理論・方法論」、タイムアクシスデザイン研究部会「タイムアクシスデザイン」

2022年6月25日(土) 13:00 〜 15:00 口頭発表 第1会場

座長(テーマセッション):加藤 健郎(慶應義塾大学)

13:40 〜 14:00

[1B-03] 江戸モビテクチャー

日本の江戸時代におけるモビテクチャーの意義

*ハンセン マックス1、渡 和由1 (1. 筑波大学 芸術系)

キーワード:Mobitecture, Edo-period, Urban Development

モビテクチャーとは、モバイル・アーキテクチャーのことであり、移動性を考慮することでもののデザインを簡略化するという矛盾を抱えながら、デザイン、建築の分野で広がりを見せている新しいジャンルである。モビテクチャーの発展に貢献するために、本研究では、江戸時代(1603-1868)の日本におけるモビテクチャーを特定し、考察する。その結果、移動性が日本のデザインに加えた意味をよりよく理解することができる。また、都市におけるモビテクチャーによる人流や移動の関係を研究することで、今後の都市づくりに貢献できると考えている。