日本デザイン学会 第69回研究発表大会

講演情報

オーガナイズドセッション

[2room2-1520] オーガナイズドセッション B「映像デザイン学の提案」

2022年6月25日(土) 15:20 〜 16:50 口頭発表 第2会場

15:20 〜 16:50

[2room2-1520-1add] オーガナイズドセッション B「映像デザイン学の提案」

オーガナイザー:
 杉森 順子/桜美林大学

パネリスト等:
 市原 健介/一般財団法人デジタルコンテンツ協会専務理事
 https://www.dcaj.or.jp/
 寺本 誠/株式会社電通クリエーティブ・ディレクター
 https://www.dentsu.co.jp/
 杉森 順子/桜美林大学・映像作家(元テレビディレクター)
 https://gproweb1.obirin.ac.jp/obuhp/KgApp?kyoinId=ymioyggiggy

近年、映像は社会での活用や領域が急速に広がっています。従来メディアである映画やテレビ、アニメーションだけでなく、インターネット動画から街角のデジタルサイネージまで、映像は日常生活のなかに溶け込んでいます。また、バーチャルリアリティやプロジェクションマッピング、Vtuberなど既存メディアの枠組みでは収まらない映像表現が日々生まれ、技術やスキルも変化し続けています。
 その一方で、いまだ映像には多様な分野があること、制作する映像コンテンツによって工程や手法、スキルやソフトウェア、機器が異なることも十分理解されているとは言えません。いま変化し続ける映像分野への理解を深め、情報を共有する場所が求められています。
そこで新たに「映像デザイン研究部会」を開設し、映像をデザインの視点から考察し、情報共有する場を作ることで更なる発展や実践につなげたいと思います。また映像を表現、産業、社会、目的などから多角的に捉えた「映像デザイン」という新たな視点を提案します。教育や学術、社会実装としてどのようにフィードバックしていくのかも一緒に考えていきましょう。

今回はキックオフ企画として、コンテンツ産業分野でご活躍の方をお招きし、映像とビジネスや社会との関わりについてお話を伺います。